お肉たっぷり食卓作り

早いもので、息子が1年生になりました。

幼稚園年少までは体を動かす習い事はしていなかったのですが、公園で走り回るのが大好きな息子にサッカーや体操、水泳など、本人がやりたいというスポーツは色々とやらせてみています。

やりたくないと言ったらいつでもやめよう。と思っていたものの、息子はどれも全力で楽しいようで私はすっかり毎日送迎母さんになってしまいました。

サッカーを習うまで知らなかったのですが、1時間ずっと走り続けるってものすごい体力が必要で、『ボールを取りたいのに、走っても追いつかなくて悔しい』といつも言っていました。

あるときは泣きながら、自分の膝を叩いて悔しそうにしていました。

私はサッカーも体操も教えてあげられないので、自分の体が思うように動かず悔しくて涙をぽろぽろと流す息子を励ましたり、背中を押したりしながら、私にできること…と考えると、少しでも体が強くなる大きくなるようなご飯を作ることしかできないのです。


ある日の麻婆茄子ピーマン、青梗菜とやげんのさっと炒め。

炒め物はニンニク、鷹の爪をごま油を炒めてやげんを炒め、ざっくりと切った青梗菜を炒め、紹興酒と鶏ガラスープの素、塩コショウで味付けしたもの。

息子はお肉よりも魚と野菜派で、体の大きな子のお母さんに聞いてみると、お肉と炭水化物をよく食べる!と情報を得ました。それからは今までよりももっとお肉を食べることを意識して食卓を作るようになりました。

お肉をたっぷり食べてもらうのは、うちの息子にはちょっと工夫が必要です。

ステーキや焼肉などの肉は噛み切れず、食べるのが苦手なようなのでひき肉や細切れを使ってなるべく牛や豚を積極的に取り込んでいます。


マーボーは意外にどんな野菜でも作れるので、息子のご飯が進むように豆板醤は使わずに赤味噌で作った自家製の甜麺醤を使っています。

赤味噌醬(作りやすい分量)

赤味噌…100g/醤油…大さじ2/紹興酒大さじ2/酒80cc/みりん80cc/砂糖40g/ごま油大さじ2

赤味噌以外の材料を混ぜ合わせ、鍋に赤味噌を入れて合わせた材料を少しずつ入れて混ぜ合わせて弱火にかけ、混ぜながら20分ゆっくりと焦げないように火にかけます。

この赤味噌醬を使ったマーボー豆腐と焼き豚をこちらの本で紹介しています。

2018年8月発行『ソース・たれ・ドレッシング』

赤味噌醬を作るのに色々とみそを試しましたが、この八丁味噌がおいしいです。

赤味噌醬を使わずに作るマーボー豆腐はつくりおきの本に掲載させていただいています。

麻婆の素を作って、豆腐や春雨、ナスを入れてとろみをつけていくレシピです。

2016年12月発行 簡単なのに本格 絶品作り置き

お野菜のもちろんたっぷり食べたいので、朝ごはん、お弁当、晩ごはんの中にさっと取り入れられるように届いたお野菜を茹でたりサラダセットを作ったり。

ナスやズッキーニは新しいうちがおいしいので、すぐに使わなければ素揚げして冷凍してしまいます。カレーの具に使ったりすることが多いです。


作り置きの中にも、かぼちゃサラダにささみを入れたり、たっぷり鶏肉を入れた筑前煮を加えておくと、お魚のメニューや野菜中心のメニューの中にもお肉を取り入れることができるので、これは息子の体づくりを意識するようになってから変わったところです。

塩麹で柔らかく漬け込んだ鶏肉を使った筑前煮です。

作り置きをするとき、お肉を使うと温め直したときにお肉がかたくなってしまったりしますが、塩麹を使って作るこの筑前煮は、温め直してもお弁当で冷たくなっても息子の食べられる柔らかい仕上がりになります。

作り置きの中にあるくるみを入れたかぼちゃのサラダですが、塩もみしたきゅうりやささみを入れてもおいしいです。ハムや炒めたベーコンを入れて、子供が好きな味付けに仕上げてもおいしいです。

子供と過ごしていると、本当に予測不能なことが日々起きるもので、私たち親子は揃ってうっかりやさんです。習い事に忘れ物した!(公文の教室に鞄を忘れて帰ってきた…)と、往復を繰り返したり、友達と会って公園で遊びすぎてしまったり。帰ってからご飯の支度をする予定が時間がなくなってしまって慌てたりするのです。

一応そんなときも、頭の片隅で『冷凍庫にあれがある!』なんて思うと、余計なことでイライラしたり、子供を叱ったり、早く早く!と急かさなくてもいいんです。


午前中の時間を使って、ハンバーグを焼いて冷凍して。

ソースまで絡めておけば、チンしてお皿にスライドするだけです。

もう一つの冷凍作り置きはお弁当のための唐揚げに下味をつけたものです。唐揚げは何度か試したけれど、揚げて冷凍するとチンした時にかたくなってしまうので、下味をつけた状態で冷凍しています。

玉ねぎをたっぷりと入れるとチンしてもやわらかくなるので、玉ねぎを増量して作っても良いと思います。嬉しいことにこのハンバーグは息子の大好物で、2個はペロリと食べてくれます。

ひき肉料理でもう一つ、息子の大好物はメンチカツ。

今はちょうど春キャベツと新玉ねぎの時期なので、食卓に並ぶことの多いメニューです。

メンチカツの中には玉ねぎやキャベツをたっぷり入れますが、千切りキャベツもどっさりと合わせるのは我が家の定番。息子はマヨネーズをかけて、春キャベツをモリモリ食べてくれます。季節のお野菜って本当に甘くておいしいんですよね^^

小さめにたっぷりと作っておけば、お弁当にも入れやすいです。

冷凍したメンチカツは、前日に冷蔵解凍して朝揚げてお弁当に入れています。ししゃもがたくさんあったので、ついでにししゃもフライも衣つけしました。

こんなふうに、まだレパートリーは少ないですが朝ごはんや夜ご飯に野菜と一緒にお肉を食べられるように意識しています。

またレパートリーが増えたらホームページに書いてみようと思います^^


おまけの朝ごはん。

クロックムッシュに春キャベツたっぷりスープ。スープはパルシステムのおさかなソーセージを刻んで炒めて加えるのが息子好み。

クロックムッシュのレシピはこちらからご覧ください^^


伊藤茜.

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