まいにちスープ

とてもお久しぶりのブログになってしまいました。

数ヶ月前には想像していなかった毎日がやってきて、息子の学校が休校になり、予定していたお料理撮影が延期になり…当たり前のこと当たり前のことだったことがそうでなくなり、

やっと来月から少しずつ日常を取り戻せるのでは…と準備をしています。

インスタグラムのメッセージではたくさんの質問や、都内在住なのでご心配もいただいたのですが、私が何か発言をすることによってご心配をかけてしまうのでは、と心配になり、返信ができず申し訳ありません。都内では一時ロックダウン間近だとチェーンメールが回ったりと噂に惑わされたりもするので、発言は控えていました。

私も家族も幸い、風邪もひかずとても元気に過ごしています。

今思い返すと、以前から朝ごはんでよく作っていたスープが、この自粛期間に毎日の日課になっていました。

息子から作ってとよく言われるポタージュスープや、ポトフ、カレースープ、ミネストローネなど、朝起きてから窓を開け、気温や湿度で食べたいなと思うスープを作っています。

冷蔵庫の中にある残ったもので作れる事、

生野菜よりも消化が良い事、

運動量が減っているので消化に良いと、お昼もちゃんとお腹がすく事、

お昼ご飯にも合わせやすく、栄養もしっかり取れる事、

スープがあると1日がとても豊かになると思ったのです。

気づけば習慣になり、朝起きた息子が良い香り〜と、お腹がぐうっとなるのです。

朝からお肉を切ったりはしません、パルシステムやオイシックスの便利なものを使って、お野菜と組み合わせてスープを作っています。

oisixの冷凍パラパラひき肉や、シーフードミックス、サルシッチャなど、スープにもお昼のパスタにも使えるものをフル活用しています。

スープのレシピはここ最近で随分と増えたので、今日はインスタグラムのストーリーでリクエストをいただいていたきのこのミルクスープを、レシピノートに掲載しました。

レシピノートにはクラムチャウダーのレシピも掲載していますが、きのこのミルクスープはもう少し手軽に、さらっと食べれるスープです。新玉ねぎと椎茸を合わせたらとても美味しかったです。コンソメで作ってパンと合わせる日もあれば、出汁と合わせておにぎりと合わせる日も。

おいしいひみつのレシピノートのサイトには、ブログ一番下に掲載しています。

隔週のoisixや毎週のパルシステムの配達のおかげで、スーパーに行ったのは月2回ほどでした。

おいしい旬のお野菜を今年も変わらずに届けてくれることに心から感謝して、おかげで安心して家で過ごすことができました。本当にありがたいです。

毎年この季節楽しみなのが葉玉ねぎに新じゃがですが、今年も変わらずに届きました。

葉っぱごとサッと炒めてポタージュにしました。冷たいスープにしてみると、甘みがあって夫も息子も喜んでくれました。

食育だなんて大それた事は言えませんが、この季節になるとこの旬のものが食べたくなると、日常の中で感じられるようになってくれたらと思っています。


ポタージュはバターでサッと炒めてコンソメスープで煮て、ブレンダーにかけて牛乳を注ぐだけ、本当に簡単に作っています。素材がおいしいから味付けもシンプルですが、素材を1種入れるごとに塩をひとつまみ入れて味を決めていくと、冷たく冷やしても味がぼやけずおいしいく食べられます。私はコンソメスープは茅野だしの野菜だしを使っています。



最初の写真の朝ごはんプレートはバナナサンドです。

安くて息子が大喜びするので、本当によく作っています。パンもoisix、食パンも美味しいです〜。私はシナモンをかけて食べるのが大好きです。

oisixで私が大のお気に入り、丹那の生クリームに少しだけきび砂糖を入れてホイップしたクリームをたっぷりとサンドして。

このミネストローネのレシピも近々掲載しようと思っています。

まいにちスープで暮らしを豊かに。いろんな言葉に惑わされず、心も豊かに過ごしたいですね。


3月から突然生活が激変して、考えさせられる事がたくさんありました。

仕事先でも色々と考えさせられたし、夫婦でも考えさせられる事もあったし、息子の家庭学習では頭を悩ませイライラしました。

時には責任感のない言葉を書く人に、怒りすら感じたり、、

心穏やかに過ごせない日もあり、大人気ない発言をしてしまったりも。

でも1日の中で一番気持ちが静まっている朝に、スープを作りながら考え事をたくさんして、私が1番大事なこと大事なことと思っていた”1度受け入れてみる事”を忘れていたことに気がつき、今更ですがこの生活を楽しめるようになっています。


息子と二人三脚で家庭学習をする日々も、必ず花開く時がやってくるんだと実感しています。

また以前の当たり前の毎日がやってくるよう、もう少し頑張ってみようと思っています。



伊藤茜



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